パームをポッケにつめこんで
Macintoshユーザーのための
パーム・ワン×2ポイント講座
第5講
Palmでメール&Webブラウズ2【メール編】
モデムとネットワークの設定
eMpilot
Palm/Pilot/WorkPadでデータ通信を行う前に、まずは環境設定の「モデム」と「ネットワーク」の設定をして、ネットワークに接続する準備を整えます。
■ モデムとネットワークの設定は環境設定(英語版PalmOSでは「Preference」)の中で行います。モデムの設定はSnapConnectや3Com純正のモデムを使用する場合は、標準の設定を選択し、あとは特に変更する必要はないと思います。スピーカ音量などは好みで設定を変えます(SnapConnectでは音は出ません)。もし接続に成功しない場合は以下の点をチェックしてみてください。
- モデムの電池はきれていないか:製品についてくる電池はすぐきれてしまう可能性もあります。SnapConnectは電池がきれるとモデム装着時にモデム下面にあるパイロットランプが赤く点滅します。ちなみに電池がきれていない場合は、本体へ装着すると緑色のLEDが点灯し、通信中はオレンジに点灯します。
- モデムのケーブルがきちんとはまっているか:あるんですよね、よく。初歩的なことですが、私はよくやります。(^^;;
■ 次にネットワークの設定を行います。ここでは、自分が契約しているプロバイダに登録されている「PPPログイン名(ユーザー名)」と「PPPログインパスワード」、「接続先の電話番号」を用意して、それぞれ設定します。ユーザー名とパスワードはメールのユーザー名とパスワードを間違って設定してしまいがちなのでご注意ください(もしこれらが同一なら間違える心配はないですが)。パスワードはここでは設定しなくてもOKです。その場合は、接続の度に入力することになります(セキュリティが心配な方は未設定、めんどくさがりの方は設定しておく・・・かな)。基本的な設定ができたら、「詳細」を開きます。IPアドレスをサーバーから自動取得する場合(通常、アクセスプロバイダ経由で接続する場合はIPアドレスは自動取得)「IPアドレス」の「自動」欄にチェックを入れます。
ネットワークの設定を複数行いたい場合は、メニューをタップすると出てくる出てくる「サービス」というメニューで新規、もしくはコピーを選択します。複数設定した接続先の切り替えは、サービス名の左の▼で行います。
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さて、これで下準備は完了(のはずぅ)。では実際にメールの受送信をしてみましょう。もしもうまく接続できなかったら、慶事板で具体的症状を書いて質問してくださいね。
■ では、実際にメールの受送信をしてみましょう。最初はなにがなんだかわからなくても、とにかくなにかやってみる。さわっているうちに基本的なところはわかるようになります。ここでは、基本的な情報だけ(大まかな設定と受送信のやり方)書きます。もしつまずいたら慶事板で質問してください(わかる人はどんどん答えてください>おねがいします)。もし間違いや足りない情報を見つけた方も慶事板で説明していただけるとありがたいです。
■ まず最初は、初心者でもなじみやすいeMpilotから説明します。他のメーラーを使いたい人は読み飛ばしちゃってください。
まずeMpilotを起動します。ソフトウエア本体をPalm/Pilot/WorkPadにインストールすると、Applicationアイコンの並んだHome画面に下に示すアイコンが現れます。これを起動すると地球儀を配したeMpilotのメイン画面が立ち上がります。この画面の構成は下記のようになっています。
- 「Server1〜5」:各サーバーの設定を切り替えるボタン
- 一番下に並んだ「Send/Recieive」の3つの枠:アクションを設定するボタン
- 地球儀:メールの受送信を開始するボタン
- e・メール:サブジェクトのリスト表示ボタン
主な設定箇所は次の2つです。
- MailServer:自分のメールサーバーの設定を行う画面です
- Preferenc:受信メールの容量制限や既読メールの扱いなど、基本的な設定を行う画面です。
まず、次の手順でMaiServerの設定します。MailServerの設定(メールアドレス)は5つまでできます。
- MENU→Settingsから「MailServer」を開く
- MailAddress(メールアドレス)と、Name(名前)を設定します。ここで設定する名前は、メールを送る際に相手側のメールボックスで表示される名前です。
- つぎに「Server」を開き、「SMTP server」の設定と、「POP3 server」の設定をします。Serverの設定については各々契約しているアクセスプロバイダの設定方法を参照してください。port noは通常そのままいじらなくていいです。
- 「Other」の中ではTimeOutや漢字コード等を設定できます。ここで注意したいのは「Leave Mail on」。ここでDeleteを設定すると、受信したメールはプロバイダのサーバー上から削除されます。
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次に、Preferencの設定をします。MENU→Optionssから「Preference」を開くと下図中央の設定画面が開きます。各設定項目の内容は下記です。
- StartUp:起動後にすぐ接続します
- SubjectData:SubjectDataを保存するかどうかのチェック
- Signature:ここをチェックすると、送信時にメールの最後にシグネチャをつけます
- Timezone:日本は+0900に設定します
- ReciveLimit:受信メールのサイズ制限。大きなメールを受信したくないときは小さめに。容量に関わらずすべてのメールを受信したい場合はNo Checkに設定します。
- Already Read: 同一メールの保存チェック
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これで設定は完了です。あとは受送信のアクション(Send&Recieve、Send、Recieve)を選択して地球儀をタップするか、e・メールをタップしてサブジェクトリスト画面に入り、受信(Receive)、サブジェクトリスト更新(Update)操作を行います。サブジェクトリストからは「Exit」で抜けることができます。
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メールの受送信、成功しましたか? メール受信の時の「飛ぶ封筒」がかわいいですよね。私はこれが大好きです。
※1999.04.30にリリースされた最新版Version 1.6では「メールサーバーの自動巡回機能」がサポートされました。また日本語版を使用すると、より簡単に設定や受送信が行えます。
■ PaPiMailは8つのメールサーバーに対応し、ヘッダを取得してから、後で必要な本文だけをダウンロードできる市販ソフトです。POPJよりも設定がわかりやすいので、多少お金を出してもわかりやすいものをと思っている方におすすめです。ここでは、基本的な設定画面の説明をします。
PaPiMailの入手先(traial版)
下のスクリーンショットの一番左がメイン画面(PaPiMailを起動した状態)です。
PaPiMailを起動し「menu」をタップすると「Option」メニューと「List」メニューを選択することができます。
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では、基本的な設定をしてみましょう。まずはメールサーバーの設定から。
メイン画面の右上にある「Server1」をタップすると、その中の「Preference」という設定画面が開きます。これがメールサーバーの設定画面です。サーバーは8つまで選択でき、「Server1〜8」を好きな名前に書き換えて使うことができます。このPreference画面でeMpilotと同様に下記項目の設定をします。
- POP3 Server:POP3の設定を書き込みます。Portは通常デフォルトのままでOKです。
- SMTP Server:SMTPの設定を書き込みます。ここもPortは通常はデフォルトのまま。最新版のPaPiMailではPOP3を入力すると同じ設定が自動入力されます。必要に応じて変更します。
- User:メールサーバーへログインするときのユーザーネーム設定をここでします。
- P/W:ここをタップすると、下の真ん中の画面のようにパスワード設定画面がでますのでメールパスワードを入力します(ここでパスワードを入力しないときは、受信時に毎回パスワードを聞かれます)。
- Mail Addres:メールアドレスを設定します。
- Your Name:あなたの名前(もしくはニックネーム)を入力します。
- Set Signature:送信メールの最後尾に追加されるあなたの署名を登録します。
ここまで設定したら「Set&Save」をタップしましょう。これで設定は完了です。これらの設定を、使用したいメールアドレス分、すべて行います。別のアドレスを登録したい場合はServer2以降を選択し、同様に設定を行います。
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次に「General Setup」の設定を必要に応じてします。ここは何も変えなくてもメールの受送信はできます。各設定項目は下記を参照してください。
- Truncate Mail Size:受信できるメールの最大容量設定。ここを小さくすれば、出先で大きなメールを受け取らなくてすみます。大きなメールを受信したい場合は最大60KBまで設定可能です。
- TCP/IP TimeOut:一定時間アクセスが途絶えた場合、プロバイダへのTCP/IP接続が自動的に切断される時間の設定。
- Logoff After Operation:ここをチェックするとメールヘッダの受信や、メールの受信・削除動作のあとに自動的にプロバイダとの接続を解除します。
- Get All Mail:ここをチェックすると、メールサーバーにある(未読)メールをすべての本文毎受信します。
- Delete All Mail:ここをチェックすると、メールサーバーからヘッダを入手済みの全メールを削除します。
- File Posted Mail(s):ここをチェックすると、送信したメールの複製がメールボックス内に残ります。
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さて、これで設定は完了です。あとは接続したいメールサーバーを選択して、受送信を行います。
メールサーバーを選択し、「List」をタップするとメールのヘッダの受信を開始します。メールのヘッダを受信すると下に示すようにリストが表示されます。ここでメールのサブジェクトをタップするとメールの冒頭部分を見ることができます。このリスト画面で本文を受信したいメールは「g」を、サーバーから削除したいメールは「d」をチェックして、「Exec」をタップすると再度メールサーバーにアクセスしてメール本文の受信と削除などを行います。その他のボタンに関する説明は下記です。
- Inbox:Palm/Pilot/WorkPadのメールを開きます
- Post:メールを送信します
- Dis:プロバイダとの接続を解除します
PaPiMailに関しては殆どこれで必要な操作がマスターできたと思います。更に使い込みたい場合で、メモリ容量に余裕がある場合はPaPiMailH(ヘルプ)をインストールしてみてください。ヘルプをインストールするとPaPiMailの各設定画面の詳細な説明を日本語で見ることができます。
■ 今回ご紹介するメーラーの中でもっとも多機能で、かつフリーウエアで使えるPalmware。基本的な説明だけ書きますので、使いこなしは各自でがんばってください(使いこなしてないんで、かけないんですぅ。ごめんね)。
POPJの入手先
まずはメールサーバーの設定から。POPJはeMpilotやPaPiMailと違い、POP3の設定とSMTPサーバの設定等を別々の画面で行います。これらの設定はすべて「メニュー(menu)」→「Option」の中に入っています。最低限しなければいけない設定は下記項目です。
- POP:Hostname with domain(POPサーバー)、Username(メールサーバーにログインする際のユーザーネーム)、Password(メールパスワード)を設定します。Forced Retrieve Size at Sync(受信する際の1通のメールの容量制限)等は必要に応じて適宜設定してください。設定が終了したら「OK」をタップして設定を確定します。
- SMTP:Hostname with domain(SMTPサーバー)、Form Address(メールアドレス/ここに設定したアドレスにあなたの出したメールの返信が届きます)、Yure name(名前またはニックネーム)の設定をします。設定が終了したら「OK」をタップして設定を確定します。
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次にメイン画面で「Network」(メールを受信する際のプロバイダの設定)と「Next」(メールサーバーアクセス後の次の動作)を設定します。「Network」の設定は、メールアドレスによって異なる接続先を指定することができ、他のアクセスプロバイダ経由でのメール送信を制限している(メールボム対策)アドレスを使用している場合など、メールアドレスとインターネット接続の設定の組み合わせを任意に設定することができます。また、「Next」の設定で順次違うメールボックスを指定しておくと、複数のメールアドレスを順番に巡回してくれます。
メイン画面右下のボタンは自分の好みに合わせてカスタマイズ可能です。「メニュー(menu)」→「Option」のなかにある「Button」で設定をします。ここでメールを読み下記するメーラーを任意に設定することもできます。
では実際にメールを受信します。メイン画面で目的とするアクションをチェックすると「Connect」というボタンが現れます(メイン画面でチェックボックスを一つもチェックしていない場合はこのボタンは現れません)。
- メールのリストを受信したい場合は「Sync」をチェックします
- 「Connect」をタップするとリストの受信を開始します
- 受信終了後に「Remote」を開くと、下図のようにSubjectのリストが示されます
- メールのサブジェクト部分をタップすると、各メールの差出人と容量などが「Details」画面に表示されます
- ここで本文を受信したい場合は「Retrieve(All)」を、メールをメールサーバーから消したい場合は「Delete」をチェックします
- このチェックを行ったあとに先ほどのメイン画面で「Retr」(指定したメールを全文受信するなどの処理をする)、「Dele」(指定したメールをメールサーバーから消去する)をチェックして、再度Connectをタップするとメール本文の受信や消去を開始します
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次にメールを送信してみましょう。簡単に手順を説明します。
- メールの作成は純正の「メール」の「送信ボックス」の中で「新規」を選び作成します
- メールを作成したら「送信」をタップします
- 次にPOPJへ戻り、「Option」→「Filter」→「Send」の中にある「Send all mails」にチェックを入れます(ここにチェックを入れないとメールを送信してくれません。一度設定すれば、2回目以降はこの操作はいりません)
- メイン画面で「Send」をチェックします(このときチェックボックスの右側に「1/1」←メールを1通書いた場合と表示されているのを確認してください。ここが「0/1」だと送信はスキップされます)
- あとは通常の受信操作と同じ。「Coneect」をタップしてメールサーバーにアクセスします
以上で基本的な操作の説明は終わりです。とっつきだけでもわかってもらえましたか? 「POPJ Go」を使うと、あらかじめ設定を済ませたメールボックスへの接続を、ホーム画面でアイコンをタップするという動作だけで行ってくれます。 これであなたのPalm/WPJはどこでもメールの受送信が可能なモバイルデバイスに変身です。POPJのフィルタなどの使いこなしは、またモバイル犬が使いこなせた時点でご紹介します。
■ メーラーが純正のメールボックスへ行ったり来たりの動作を繰り返すように、他のアプリケーションとの間をいったり来たりするような場合は、「SwitchHack」という、過去に開いた10件のアプリケーションへのスイッチバック機能を実現するHackソフトを使うと便利です。お試しください。Hackソフトに関する詳細はこれから書く予定です。それまではMuchy's Palmware Review! を参考にしてください。
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