パームをポッケにつめこんで

Macintoshユーザーのための

パーム・ワン×2ポイント講座

第2講・おまけ


 MultiMail ConduitとEudoraを使ったメールシンクロのこつ

特別講師:富岡@ボリヴィアさん


 はじめに

 Eudora-ProとMutiMail Conduitを使ったメールのシンクロのこつ

 for MultiMail Conduit


 はじめに

 Mac上のメーラーからメールをシンクロしてみようでふれたMultiMail Conduitを使ったEudoraとのメールのシンクロですが、更に詳しい解説を掲載します。このページの最後で紹介している「for MultiMail Conduit」は特別講師である富岡@ボリヴィアさんがMacPac1.0の時代に、MultiMail Conduitを使ってEudora Proのメールボックスの中身をPalm/WPJ(当時日本語版PalmOSはリリースされていませんでしたが、こう表現させてください)上にシンクロさせるために作ったAppleScriptです。中にMultiMail Conduitを使うためのこつが書いてあり、ここではこの使用説明書をご本人の承諾を得て掲載させていただくことになりました。

 お、この使用説明書にもあるように、MacPac2対応のMultiMail Conduitでは、「Eudora Folder」を作成し、AppleScriptを使ってメールの移動を行う必要はありません。だた、複数のメールボックスを使っている方などにはこのAppleScriptは参考になるかもしれません。興味のある人はご自由にダウンロードしてください。

 では、以下にこの使用説明書を掲載します。MultiMail Conduitのシンクロで悩んでいる方は、一度基本をここで読んで再チャレンジしてみてください。健闘を祈ります!

※この使用説明書とfor MultiMail Conduitの公開を快諾してくれた富岡@ボリヴィアさんに感謝します。

 Eudora-ProとMutiMail Conduitを使ったメールのシンクロのこつ

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■MultiMail Conduit for Macを日本語版Eudoraで使うためのキット ■

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May 10,1999 Joji "George" TOMIOKA(tomioka@nms.ac.jp)

 

【注意:Ver. 1.03以降のMultiMail Conduitユーザーに】

このキットは、Ver. 1.02以前のMultiMail Conduit for Macのためのものです。Ver. 1.03以降のMultiMail Conduit for Macでは、Conduit Settingメニューを操作すれば、「Eudoraフォルダ」も認識されるようになったため、

(1)Eudoraの「特別」→「設定」メニューから「その他」の中で「古い形式のtocファイルを使用」というところをチェック

(2)「メールボックス」メニューから「新規」を選び、新しいメールフォルダを二つ作成、これに「In」、「Out」という名前を付ける。

(3)HotSync Managerの中の「Conduit Settingメニュー」で、「MultiMail Conduit」を選び、この中の"Override Default Inbox"で、「In」と「Out」の入ったフォルダを「システムフォルダ」-「Eudoraフォルダ」-「メールフォルダ」の中から選択する。

という手順を踏めば、「Eudora Folder」を作る必要も、スクリプトを使う必要もありません。ただし、以下の手順はVer. 1.03以降でも有効であることも確認しています。

 

【はじめの前に:長い文章は読みたくない方への簡単な使い方】

 

(ただしEudora Pro3.0以降のユーザーに限る)

(1)Eudoraの「特別」→「設定」メニューから「その他」の中で「古い形式のtocファイルを使用」というところにチェックを入れる。

(2)「メールボックス」メニューから「新規」を選び、新しいメールフォルダを作成、これに「In」という名前を付ける。

(3)適当なフィルタ処理をして、目的のメールが「In」フォルダに振り分けられるようにする。

(4)「中身をシステムフォルダにコピー」フォルダの中の「Eudora Folder」をシステムフォルダの中にコピーする。

(「すでに「Eudora Folder」がシステムフォルダの中に存在する」という方は、コピーする前に作業を中止してください。このままコピーするとすべてのメールが消えてしまいます!)

<(1)〜(4)は一度設定すればいい。普段はこれ以降のみでOK>

(5)Eudoraを用いてメールを受信する

(6)「Eudora Hotsync(アプリ)」を実行する

(7)HotSycする

(8)ハンドヘルド側のメールソフトウエアでメールを読む

 

【はじめに】

 

このパッケージの中には、Actual Software社(www.actualsoft.com)製の「MultiMail Conduit for Mac」という、MacPac2を用いてMacintosh版Eudoraと、Palm Pilot、Palm IIIのメールソフトをHotSyncさせるConduitを日本語環境で使うための環境設定のためのツールが入っています。

もともと僕が自分自身のために作ったものですので、お使いになるときにはご自分の責任においてお使いください。くれぐれも大事なメール・ファイルはバックアップをお願いします。

「MultiMail Conduit for Mac」は、大変便利なソフトなのですが、残念なことに、現在のMac向け日本語版Eudoraの最新バージョンEudora Pro Version 4.0.1Jr1を、購入したそのままの環境で使っていては、HotSyncできません。

この原因は二つあります。

まずは、Eudoraのファイル形式の問題です。Eudora Pro 3.0以降では、メールデータのリソースフォークにTOCファイルのデータが含まれている1ファイル形式のフォーマットになっていますが、この形式のメールボックスは、MultiMail Conduit for Macでは扱えません。

もう一つは、Eudoraのファイル構造の問題があります。

英語版Eudoraでは、起動ディスクの中のSystem Folderの中に「Eudora Folder」というフォルダが作られ、更にその中に「Mail Folder」というフォルダが作られて、この「Mail Folder」の中に、メールファイルと、そのtocファイルが格納されています。

System Folder

|

Eudora Folder

  |

  + Mail Folder

|

+ In

+ In.toc

+ Out

+ Out.toc

これに対し、日本語版Eudoraでは、

システムフォルダ

|

Eudoraフォルダ

  |

  + メールフォルダ

|

+ In

+ In.toc

+ Out

+ Out.toc

 

という構成になっているのですが、MultiMail Conduit for Macは、「Eudora Folder」の中のメールファイルだけしかEudoraのメールと見なさず、「Eudoraフォルダ」の中のファイルは転送しません。

HotSyncするためにはこの二つに対して対策を施す必要があります。

このパッケージにはそのための解説と補助ツールがいくつか含まれています。

ただし、対象は、ファイル形式がメールデータのリソースフォークにTOCファイルのデータが含まれている1ファイル形式のフォーマットになり、フォルダの名前が「Eudoraフォルダ」、「メールフォルダ」と変更されたEudora Pro 3.0以降のバージョンをお使いの方です。

なお、それ以前のバージョンの方も、ご自分のファイル構造を分析することでコンバートは可能ですので、一度おためしください。

 

【設定の方法:詳細】

まず、メールフォルダを、メールファイルと.tocファイルの二ファイル形式に変更する必要があります。このためには、Eudora Pro Version 4.0.1Jr1であれば、「特別」→「設定」メニューから「その他」の中で「古い形式のtocファイルを使用」というところにチェックを入れます。

次に、「メールボックス」メニューから「新規」を選び、新しいメールフォルダを作成、これに「In」という名前を付けます。このままではメールはこの、「In」フォルダには入りませんから、適当なフィルタ処理をして、目的のメールが「In」フォルダに振り分けられるようにしておいてください。

さて、これで、「メールフォルダ」の中に「In」と「In.toc」という二つのファイルができましたが、このままではHotSyncできません。

先ほど触れたとおり、日本語版Eudora Pro 4.0では、「Eudora Folder」というフォルダ名が使えませんし、いっぽう、MultiMail Conduitは、「Eudoraフォルダ」というフォルダ名は認識しませんから、結果的にシステムフォルダの中に「Eudora Folder」と「Eudoraフォルダ」という二つのフォルダを作らなければいけません。

また、Eudora Pro 4.0の通常のフィルタ処理では、「Eudoraフォルダ」の中のメールを「Eudora Folder」の中のメールボックスに移動・コピーすることはできません。

ですから、メール受信後、Hot Syncの前に、「Eudoraフォルダ」の中の「In」と「In.toc」というメールボックスを「Eudora Folder」内にコピーする必要があります。

しかも、やっかいなことに、「Mail Folder」の中には、「In」と「In.toc」だけでなく、「Out」と「Out.toc」というファイルがなくてはいけません。

(この件については神谷 周さんからご教示いただきました。>Thanx!)

そこで、あらかじめ「In」、「In.toc」、「Out」、「Out.toc」というファイルを含んだ、空の「Eudora Folder」を作っておく必要があります。このフォルダのサンプルを添付しておきましたので、(「中身をシステムフォルダにコピー」というフォルダの中にあります)よろしければこのままお使いください。

さて、これで準備完了です。

今まで通りEudoraを用いてメールを受信してください。

設定が正しければ、「In」メールボックスの中にメールが振り分けられているはずですので確認してください。

次に、「Eudoraフォルダ」の中の「In」と「In.toc」というメールボックスを「Eudora Folder」内にコピーします。これは手動でもできますが、自動化するAppleScriptを作ってみましたので、これも使ってみてください。「Eudora Hotsync(アプリ)」というファイルをダブルクリックし、「実行」を押せば自動的にコピーし、終了します。「Eudora Hotsync用スクリプト」というファイルには生のスクリプトもありますので、ご自分の環境にあわせ書き換えられるのもいいかと思います。

これでHotSyncの準備ができました。Syncボタンを押してPalm側のメールソフトでメールが読めることを確認してください。

 

【環境】

Mac PowerBookG3 250/13

Palm III(2MB) + J-0S III

Mac OS 8.5.1J

MacPac 2.1(日本語パッチ)

 

【免責について】

くれぐれも大事なファイルはバックアップを取ってからお試しください。ファイルの消失等には責任は負えません。あくまで「at your own risk」でお願いします。

 

【編集・再配布について】

著作権というものも存在しないような簡単なスクリプトですので、使われる方が自由に改造していただければと思います。再配布はご自由に。ただしこのままの形でお願いします。できれば再配布先をご一報ください。

 

在ボリヴィア 冨岡譲二 <tomioka@nms.ac.jp>

 for MultiMail Conduit

for MultiMail Conduit.sit

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